「18本3」に連絡 買春の疑いで教諭逮捕

「18本3」に連絡 買春の疑いで教諭逮捕
2009年6月30日12時19分配信 産経新聞

 18歳未満と知りながら、現金を渡して少女にわいせつな行為をしたとして、警視庁少年育成課と竹の塚署は児童買春・児童ポルノ禁止法違反の疑いで、茨城県土浦市真鍋、つくば市立桜中教諭、栗原敏夫容疑者(51)を逮捕した。同課によると、栗原容疑者は容疑を認めている。

 同課の調べによると、栗原容疑者は2月19日午後7時半ごろ、埼玉県八潮市の路上に止めた乗用車内で、東京都内の私立専門学校に通う女子生徒(16)に現金2万円を渡し、わいせつな行為をした疑いが持たれている。また、4月4日午後5時半ごろには、茨城県坂東市のホテルで、この女子生徒と友人の同級生の女子生徒(16)にそれぞれ現金2万円を渡し、わいせつな行為をした疑いが持たれている。

 同課によると、2人はこづかいほしさから援助交際をしようと相談。昨年10〜11月ごろ、インターネットの出会い系サイトに「こちら18歳、本番、3万円」を意味する「18本3」と書き込み相手を募ったところ、栗原容疑者から連絡があった。栗原容疑者は4月上旬までに、2人とそれぞれ15〜16回、わいせつ行為に及んだという。

 今年4月、竹の塚署に「女子生徒が援助交際をしている」という匿名の情報が寄せられて発覚した。

 つくば市立桜中によると、栗原容疑者は同中で国語を担当。同中の稲葉一行校長は「教職員として許されることではなく、悔しい思いでいっぱいだ。生徒、保護者、世間の皆様に心からおわびしたい」と謝罪した。

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